先日、知人と食事をしていた時の事です。
「お金と幸せってイコールだと思いますか?」
と聞かれましたが、僕は「いいえ、全くそうは思いません。」と答えました。
が
この答えには実はあえて話せなかった事があるのです。
知人と話していた「お金」とは、「お金」をそのままの意味で受け取った場合です。
お金が物やサービスに対する対価だと限定して考えるなら、
お金=欲望と言い換えられるでしょう。
欲望は一時的な高揚感は得られると思いますが、裏を返せば後戻り出来ないパンドラの箱とも言えるでしょう。
きっと麻薬のような物で、一時的な高揚が過ぎた後は、また同じかそれ以上の高揚を求めるようにそりゃなりますよね。
それはそれで地獄なんじゃないかと僕は思うのです。
幸せとは真逆ですよね。
それは「お金という視点から見れば」です。
ですのでこの前はそう答えました。
が
しかし
ここ数年の間で、お金には実は違う側面もあるように思ったりもしています。
それはパワーです。
お金を稼ぐにはパワーがいりますよね、ましてや人よりも沢山稼いでいる人はやっぱりパワーが全然違うんですよね。
今までに何人かの大社長さんと食事をさせて貰ったりした事がありますが、何もかもが常人とは全然違うのです。
まずこちらが奮い立つのです。
決して本人が目をギラつかせて熱弁しているわけではありません。
みなさんとても暖かくて、細やかな気遣いと気配りが出来ていて、利他的で、そして紳士です。
それでいて向かいに座っている僕の方が勝手に熱くなっちゃうんです。
僕にも何か出来るんじゃないかと思っちゃうんですね。
そういう生きるパワーみたいな物を僕も誰かに与えられたら素晴らしいな、て思ったりするのです。
「お金を追い求める事をやめて、誰かに生きるパワーのようなものを与えられるようになった時、気づいたらお金持ちになってた。」
これはもう、なった人じゃないと言えない言葉だし、今言ったって説得力ないわけで、
だからあの日は言えなかったんですけど、
いつかそう言えるようになったらめちゃめちゃカッコいいじゃん!
そんな事を妄想しながらコーラアップグミ食べています。
秀生。