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ヒーロー

おはようございます。

木曜日の秀生です。

いよいよ4月から飲食店でも本格的に禁煙になりますね。

数年前からiQOSに変わりましたが、僕も愛煙家です。

という事でさっそく厚生労働省のホームページを確認しました。

キャッチフレーズは

■「望まない受動喫煙を無くす」

■「受動喫煙による影響の大きい子供や患者の為の配慮」

※小規模飲食店に関しては措置あり

です。

昭和から平成、令和と、本当にどんどん時代が変わっている事実に驚愕し打ちひしがれております。

20年前は皆んな普通に駅の改札口やホームで煙草を吸っていました。

何処の飲食店でも当たり前のように灰皿があって、煙草を吸いたい人が吸っていましたね。

僕が会社に入った頃は、朝皆んなの机の上の灰皿をキレイにするのが掃除の1つでした。

でも今ではそんな喫煙スタイルは本当に僅かばかりになってしまいました。

喫煙者は時代に取り残された「悪者」に成り下がってしまいました。

非喫煙者は今や時代の最先端を走るヒーローです。

そういう構図が出来上がってしまいました。

悪者である喫煙者は負けてしまったのです。

やりたい事は分かります、これはビジネスですからね。

メディアを使って問題を投げかければ、必ずどれかにヒットしますから、後は時期を見計らって法案を通せば新しいビジネスの出来上がりです。

ここからはもう煙草の話だけでは済まされない事になって行くでしょう。

生活する沢山の事に関してヒーローと悪者に区別されます。

お互いがお互いを監視し合って、自らの被害と正当性を訴い合い、どちらがヒーローなのか戦い合う様になっていくでしょう。

ヒーローが勝って、悪者が負ける事を皆んなが望んでいますので後は簡単です。

そしてクリーンで耳触りの良い大義名分は幾らでも作れるのです。

話を広げ過ぎてしまいました。

いずれにせよ喫煙者は負けたのです。

マナーを守らなかったからです。

だからルールになってしまった。

ルールを破れば罰せられますからね。

全ての事がルールに縛られるようになってまったら、そんな悲しい事は無いですよね。

あれだけ長い間何人ものミュージシャン達が「愛」なんだと歌ってくれていたにも関わらず、重要なのは「ルール」なんだという風潮なのです。

マナーを守っていきたいですね、そうすれば見えてくる事がきっとあるはず。