こんにちは、CAD課吉田です。
今日から12月、師走ということで今年も残り1ヶ月を切りました。
12月となるとあのワクワクイベントに心躍る人が多いのではないでしょうか?
そうです、やはり気になりますね、ク・リ・ス・・
クリストフ・ルメール騎手が騎乗する「イクイノックス」が『有馬記念』に出走してくるのかどうか・・・
と思っていたら、11月30日に電撃引退し種牡馬入りと報じられました。
次走について選択肢はあったようですが、強い馬が強いまま引退という結果になりました。
引退はしますが、これからの種牡馬としての時間の方が長く、子孫を残す大変な仕事となります。
当馬や当馬の父「キタサンブラック」を超え、世界で活躍する産駒を排出することを願っています。
その「イクイノックス」はいなくなっても、『有馬記念』が楽しみなのは毎年変わりません。
街中を歩けばいたる所でクリスマスソングが流れてきますが、私の頭の中ではGⅠファンファーレが既に鳴り響いています。
先週の『ジャパンカップ』は断然の1番人気に応え、「イクイノックス」が快勝しました。
今年の3冠牝馬「リバティアイランド」との世紀の大一番で2強対決と言われましたが、蓋を開けてみれば世界一と1強の対決だったのではないかと思います。
「リバティアイランド」も「イクイノックス」を負かしにいった上での2着となり、十分強さを見せつけたのですが、相手が悪かったとしか言いようがありません。
期待通りの大逃げを打った「パンサラッサ」やほかの伏兵馬も無事に走り遂げ、大変盛り上がったレースになりました。
その「パンサラッサ」を含め何頭かはこのレースで引退となりましたが、全馬本当にお疲れ様でした。
そんな『ジャパンカップ』でしたが、な・な・何と観戦に行ってきました。
指定席が当たれば行こうと応募し、指定席会員の先行予約には外れたのですが、それよりも倍率が高いと思われる一般抽選で当選することができました。
それが決まったのもレースの約1週間前、今回もJ先輩と行ってきたのですが、今回は怒涛の日帰り弾丸ツアー。
冬型の天気となると聞いていたので、カラッと晴れた天気を期待していたのですが、終始曇天で気温も常時6℃台で一時小雨も降っていました。
どうやら石川県の方が天気が良く少し暖かかったようです。
それでも熱いレースが繰り広げられ、ほとんどの人がどのような勝ち方をするのか見守っているように映りました。
余力を残して4馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた直後、競馬場一帯に大きな拍手と歓声が湧き起こりました。
馬券を外したことを忘れ、ウイニングランで引き返してくる英雄を目に焼き付けると同時に感動で全身に鳥肌が立ちました。
(もともと肌寒い屋外の席からレースを観戦していた影響もあったのですが)
このラストランとなってしまったレースを見ることが出来たのは、本当に光栄なことだと思います。
私がリアルタイムで多くのレースを見てきた中では、「エルコンドルパサー」が日本の調教馬で最強と思っていたのですが、このレースを見てそれが変わりました。
これで生涯獲得賞金も1位となり、正真正銘の最強馬です。
今思えば、ルメール騎手や木村調教師がレース後に涙していたのは、このレースが最後の走りと決めて臨んでいたからではないでしょうか。
またこのようなスーパーホースが現れることを期待しています。
「イクイノックス」数々の素晴らしい走りをありがとう!
今週は土曜日に『ステイヤーズステークス GⅡ』、『チャレンジカップ GⅢ』、日曜日に『チャンピオンズカップ GⅠ』が行われます。
第24回 チャンピオンズカップ GⅠ 中京 ダート1800m
◎ セラフィックコール
○ メイショウハリオ
▲ クラウンプライド
△ テーオーケインズ
△ ハギノアレグリアス
△ レモンポップ
△ メイクアリープ
このレースの前身は『ジャパンカップ』の前日や同日に東京競馬場で行われていた『ジャパンカップダート GⅠ』、秋のダート王決定戦です。
のちに阪神競馬場に開催を移し、2014年からこのレース名で中京競馬場で行われています。
『ジャパンカップ』と同様、近年は外国馬の参戦はほとんどなくなりました。
先週とはうって変わって、今週はあれもこれも買いたくなるほど予想が難しい。
おそらく皆さんも同感ではないでしょうか?
20歳未満の方の馬券の購入及び譲渡は法律で禁じられております。
では、また来週。