こんにちは、CAD課吉田です。
金曜日担当ですが、最近土曜日の投稿が多くなってしまい、一部の方にご迷惑をおかけして申し訳ありません。
皆さんは普段キャッシュレス決済を使っていますか?
日本ではまだまだ現金で支払いをされている方のほうが多いようですね。
私は15年くらい前から主にケータイでのタッチ決済を利用していますが、当初はコンビニや自販機のほか、ごく一部の店舗しか対応していませんでした。
今ではバーコード決済や店舗や自治体独自の決済システムなど様々な支払方法が存在し、どれを使った方が得なのか考えて迷ってしまいます。
私はもちろん現在も買い物や電車に乗るときなどにスマホ決済を活用しており、もはや無くてはならないものになっています。
そのため、普段は財布を持ち歩かないようになってしまい、財布の中にどれだけ現金があるか把握していない始末になっています。
(一応、現金しか使えない場合もあるので、少しばかり現金は持ち歩いていますが)
そして、競馬界にもキャッシュレスの波が押し寄せてきました。
その名も『UMACA(ウマカ)』、「そのまんまやないかい!」という感じも否めないですが、5年ほど前から運用されています。
私も当初すぐさま、このカードを作り使ってみたのですが、馬券購入までの手順が少し煩わしく感じました。
従来の現金投入(UMACAではカードをかざす)とマークシート読み取りは変わらないのですが、それ以外に手のひら静脈認証による本人確認ともう一度カードをかざすという手順が増えます。
最初の方は使っていましたが、その手順に加え、懐の増減具合が体感できないこともあり、徐々に現金での購入に戻っていきました。
私と同じように感じている方も多いのか、日本人の現金依存度が高いせいなのか分かりませんが、JRAの思惑通りUMACAの普及率は伸びていなさそうです。
そのためなのか、普及推進に向けこの春からUMACAでの馬券購入に対してポイントを付与するようになりました。
確かに日本人は「ポイント」というワードには敏感という所をついたナイスアイディアです。
しかもこのポイントは、オリジナルグッズ交換や競馬場内の売店で使えるだけでなく、馬券購入にも使えるのです。
ポイント還元率は、よくあるキャッシュレス決済と同じ0.5%ですが、年に数回1.0%となる時期もあるとのこと。
先月競馬場へ行った時の2日間がその1.0%の期間だったので、私もその策略にまんまとはまってしまい、全てUMACAで購入してしまいました。
このUMACAによるキャッシュレス決済の普及を促進するのにも結構大きな理由があるようです。
馬券購入の機械はおおよそATMくらいの大きさですが、UMACAの端末はホテルの自動チェックイン機くらいの大きさです。
従来のものは奥行きがどのくらいか分かりませんが、少なくとも占有面積は4分の1くらいに縮小できます。
さらに以前の対人馬券購入が主流の名残で、機械の裏側には広いスペースがあり多くの係員が滞在していますが、このバックヤードに相当するものも縮小できるそうです。
この春リニューアルオープンした京都競馬場のスタンドは以前より延床面積は小さくなったのですが、大半をUMACA端末にすることで、座席間隔の拡張など来場客のスペースは広くなっているらしいです。
先日発表された今秋から行われる阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事でも、同様の改築がなされるものと思われます。
今週は日曜日に『七夕賞 GⅢ』、『プロキオンステークス GⅢ』が行われます。
第59回 七夕賞 GⅢ 福島 芝2000m
◎ セイウンハーデス
○ テーオーソラネル
▲ バトルボーン
△ フェーングロッテン
△ エヒト
△ グランオフィシエ
△ ククナ
『七夕賞』ということで、毎年枠連の「7-7」がよく売れますが、グレード制導入の1984年以降では一度しかきたことがないそうです。
買うにしても、同じとなる馬連「13-14」の方がオッズが高くなると思われますので、確認して購入しましょう。
20歳未満の方の馬券の購入及び譲渡は法律で禁じられております。
では、また来週。