牛乳は冷えたものしか飲めません
どうも
海道です
あれはまだ20代前半の若かりし頃の話
とある友人『てっちゃん』と愛知県に行った時の話です
あの日は寒く、風が強い日でした
駐車場に車🚙を止めて
冷たい風の吹く中
とある建物のロビーで待ち合わせをする事に
中には冷たい風を避けるべく沢山の待ち合わせの人がいます
てっちゃんが先頭で大きな観音開きの扉を開けてロビーの中へ
風が強く扉がほぼ全開に…
風が中に吹き込みます💦
てっちゃんは何事も無かったように奥へ
扉🚪が開け広げらたままロビー内に冷たい風が
これはいけないと慌てて扉を閉めにいきます
小さい頃から親に『しつけ』で何でも開けたらすぐ閉めると教わってきました
他人には迷惑かけないように
都会の人間にマナーを知らない田舎者と思われないように
ササッと扉を閉めて寒さから解放してあげないとね
よっと…
…
あれ?…
なかなか閉まらない
風のせいか…
確かに大きなガラスの観音開きの扉
スマートに片手で閉めようとしてたがびくともしない
その間も風がビュービュー入ってきてます
ロビーの中の人もこちらをチラチラ
これはなりふりかまってられません‼️
両手を解放して…
ふーん😠💨
うぉ~~っ‼️‼️
びくともしない💦
少し閉まりかけてはほぼ全開に
くそっ‼️
こんな扉1つにてこずるとは
みんなー俺に力を~‼️
渾身の力で扉を…
みんなの視線が…
多分応援してくれてるのかも
うぉぉぉぉ~~~~~っ‼️
…
1ミリも動きません
ここで諦めるなんて💦
ここまで頑張ってやめるとみんなに冷たい目で見られそうです…
この寒い中自分一人だけ汗かいてきました💦
全体重をかけて扉を閉めようとしますが
やはり…
これは…もう…
あきらめるしか😢
すると外から数人こちらに向かって来ます
これはチャンス‼️
あきらめたんじゃない✨
次来た人にバトンタッチできます😁
止める理由ができて『ほっ』として
てっちゃんどこ行った?
薄情なヤツだせ
手伝ってくれもせず…
どこだ(゜Д゜≡゜Д゜)?
いたーー‼️
ニヤニヤ笑いながらタバコ🚬吸ってやがる
こっちはみんなの期待を背負いながら一生懸命闘って来たんだぜ~
結果はダメだったけど行動に意味があるんだ‼️
と、少し大人の階段を登って株が上がったと思い意気揚々な自分に…
てっちゃんは扉の方を指差してます…
くるっと振り返ると扉を先程の数人が通り抜けました
おいおい⁉️誰も扉を閉めないではないか
と次の瞬間
なんと‼️
我が目を疑います⁉️
ゆっくりと扉が閉まって、いくではありませんか…
もしや…
…
そうです
お察しの通りです
あれが噂の自動扉ってヤツです
…
あ~⤵️
なるほどね😅
先程まで少しヒーロー気分でいた自分が恥ずかしくなり
一気に気分はドン底に…
よく考えてみよう
一生懸命扉を閉めようと扉の回りでうろうろしてたら一生閉まるはずはありません😅
みんなの応援の視線だと思ってたのは…
『あいつ何してんねん』
『テメーに反応して扉閉まらねーぞ』
『あいつ自動扉って見たこと無いんか?』
『はよそこどけや‼️』
って思われてたのね😅
田舎者ってバレバレやないかい💦
しかも俺のせいで扉開きっぱなしでみんなに寒い思いさせてしまって迷惑かけてしもうたやん
ひと仕事終えて美味しいはずの一服🚬も何の味もしません
てっちゃん…
知ってて遠くから他人のふりして見てたな
やってくれたな
ただ…
しばらくの間…
とんだ田舎者と…
連れですって…
一部始終を見ていた周りの人達から
見られます👀
…
…
まぁどう考えても自分が圧倒的に恥ずかしいですが
やっぱ都会って怖いなぁと思った若い時の話でした
では最後に
バス🚌に降車ボタンがあるのはなぜ?
って当たり前の事やんと思うかもしれないけど
昔はバスにも運転手と車掌がいて車掌が切符の販売乗降者の確認など行っていた
バスの車掌は女性が多く花形の職だったが
労働基準法で夜10時から朝の5時までは一部の女性が働けなくなったということもあり
運転手が一人で運行するワンマンバスが登場
その為運賃の回収、客の乗降時などこれまで車掌がやっていた事を運転手一人で出来るように
降車ボタンがつけられたんだって🎵
また来週👋