8月1日(木曜日)、晴れ。
浅谷秀生。
高校野球頑張ってますね。
こんなに暑いのに、
高校球児は物凄い頑張っていますよ!
でも正直言いますと、野球には昔から興味がありませんでした。
小さい頃はいつも楽しみにしていたゴールデンタイムのテレビ特番を、プロ野球番組に取られていたからです。
何度もコマーシャルしてた、ものまね王座決定戦をあんなに楽しみにしてたのに。
父は当時、いわゆるアンチ巨人でした。
今から思えば「アンチ」と言う言葉を覚えたのはアンチ巨人からだったと思います。
一家に一台だったテレビの全実権を握っていたのは当時は全世帯でお父さんだったのではないでしょうか。
日本中のお父さんが白いランニングシャツを着て瓶ビールをそばに置いてプロ野球を見ていたと思います。
そう言えば父はよく分からないパーマをあてていました。
僕の父だけじゃない、そう、日本中のお父さんがよく分からないパーマをあてていましたね。
いや、お母さんもパーマをかけていました。
よくよく考えてみれば大人は全員、男女問わず同じ髪型をしていました。
大人になったらパーマをあてなくてはいけない決まりがあるのだろうと薄々思っていました。
昭和の後半の事です。
今思えば不思議な時代でしたね。
インターネットもSNSも無い時代に…
みんなで同じパーマをあてられるなんて。
いやなんとも不思議な時代でした。
実は先日、僕もパーマをあててみたんです。
もちろん床屋で。
「前髪をセットしなくても上げていられるようにパーマをあてて下さい。」
床屋のマスターと交わした言葉はそれだけでした。
ヤングでナウい髪型になったと思います。
小学生だった頃の僕の認識からすると、これはきっとお父さんになる前の男の人があてていたパーマです。
お父さんになる前の男の人は必ず当てなければならないと法律で決められていた頃のパーマです。
でも僕は10年前からお父さんなので、多少なりとも違和感はあります。
早く髪が伸びないかなぁ、と思っていた所に
経理主任の駒井ちゃんが、僕の髪型を褒めてくれる為だけに役員室に来てくれました。
それがとても嬉しかったです。